子育てのヒント

10わのインコ どこいった!

2019年11月15日

絵の中から何かを探すのは子どもたちは大好きですよね。この本は捜す楽しみをたっぷり味わえる本です。それぞれのページの中からインコたちを捜すのです。とにかく絵がとても素敵です。ペンでさっと描いた物に色付けした様な、子どもの絵本では見かける事の少ない絵です。

10わのインコどこいった! (世界の絵本コレクション)
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ジュポン博士のご自慢は10羽のインコです。博士は毎朝温室に入っていつも変わる事無く同じ言葉で同じ様に大きく両手を広げてインコたちに挨拶をします。インコたちはもうあきあきしてしまいます。そして、ちょっと博士をからかってやろうとみんなで温室から出て行って色々な所に隠れます。

さあ、ページをめくりながら博士と一緒にインコたちをみつけてくださいね。表紙からもインコ捜しは始まっていますよ。そして表紙に登場しているインコたち、10羽いますか?博士の微妙な表情が何かを物語っているような・・・もし10羽いないのでしたら他のインコは何処にいるのでしょうか。この本は小さい子だけでは無く、文も絵も小粋で小気味よくて小学生でも大人でもそれぞれに楽しめます。小さなお子さんは絵の中からインコを捜す事を楽しみ、大きな子はインコを捜す事に加えて文章から博士のマイペースさやインコたちの博士をからかう面白さ、インコたちと博士の気持ちの温度差等を楽しめます。

こっそり博士のインコたちへの毎朝のお決まりの挨拶をお教えしますね。これを毎日聞かされるインコたちの気持ち、博士をからかってやりたくなってしまう気持ちも何となくわかるはずです。ではお教えしますね。「やあおはよう。わがうるわしのつばさのともよ」です。さあ、この本の世界をたっぷりと堪能してくださいね。

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