子育てのヒント

三陰交について~助産師たちのつぶやき~

2021年5月9日

助産師たちのつぶやき日差しが暖かく新緑が鮮やかな季節となってきました。皆様どうお過ごしでしょうか?

私は4月にNICUから妊娠中や産後の方が入院する病棟へと異動となり、2年ぶりにお産にも入り、妊娠から産後の看護に関わっています。

そこで、なかなかお産に繋がらずヤキモキしている産婦さんと関わらせて頂く機会が多いため、今回はお産が進むために行う方法の1つを紹介します。

それは三陰交というツボを押すことです。陣痛が始まり出産まで初産婦さんで平均12~15時間程度、経産婦さんで平均5~8時間程度かかると言われています。陣痛で入院し、あともう少しでお産になるところで疲れが出てしまい、陣痛が弱くなってしまうこともあります。陣痛が弱くならないようにスポーツドリンクや飲むゼリー等摂りやすい物を持参してもらっていますが、そんな長時間を痛みに耐えて頑張ってくれているママたちは疲れて当然です。

つわり

もし陣痛が弱くなったら、医師の判断で促進剤を使うこともありますが、助産師として乳頭マッサージや三陰交という、内くるぶしから指4本分上にあるツボを押して陣痛を促しお手伝いをしています。この三陰交というツボは陣痛を促すだけでなく血流を良くし、脚の冷えや浮腫みに対しても効くそうです。産後の浮腫みにも活用できます。

妊娠中のマイナートラブルにも効果的ですが、お腹が大きくなるとなかなか押しにくい所でもあります。ご主人やパートナーさんにも参加してもらい、一緒にマイナートラブルを対処し、マタニティーライフを楽しんで頂きたいです。三陰交の場所はネットにも詳しく載っていますが、妊婦健診で助産師に聞くと皆知っているツボですので、気軽に聞いてください。少しでもママたちのお役に立てば幸いです。

文/浜松医療センター 助産師 諸鍜治芽衣

妊娠・出産