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子どもと星空を楽しもう 2025秋 10月6日は中秋の名月。お月見をしよう!
旧暦の八月十五日は、十五夜になります。この日の月は「中秋の名月」と呼び、お月見を楽しむ方も多くいらっしゃると思います。日本には、月を愛でる文化が根付いています。お月見を楽しむ以外の例を挙げると、百人一首では自分の気持ちを月に見立てる歌が残っていたり、「月夜にちょうちん」や「月とすっぽん」などの月が付く言葉も使われていたりします。
今年の十五夜、「中秋の名月」は10月6日になります。毎年お月見を楽しまれている方はお気づきかもしれませんが、今年はとても遅い日付になっています、中秋の名月の日付は、「秋分の直前の新月を八月一日として、そこから15日目」という方法で決めていきます。今年の場合は、9月23日が秋分の日になるため、遅い日付となっています。実は21世紀の中で、最も遅い日付になります。(2063年、2082年と並んで)
浜松市天文台では、10月5日、6日と「中秋の名月」を楽しむ観望会を予定しています。10月5日(日)は、浜松市天文台にて、解説を含めて1時間たっぷり観望できるイベントを、10月6日(月)は、石人の星公園でスマホを使って撮影をしながら、観望するイベントを企画しています。いっしょに、お月見を楽しみましょう。
※写真は2024年度の中秋の名月観望会の様子
文/浜松市天文台 村松 大河
浜松市天文台
住所:浜松市中央区福島町242-1(五島協働センター3F)
電話:053-425-9158