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良い睡眠のためにできること

今年の夏は例年にも増して暑さが厳しかったですね。日中はその名残がありますが、夜になると過ごしやすい日も増えてきました。秋の夜長ということばもあるように、ついつい夜更かししたくなってしまう季節かもしれません。

一方で、きちんと寝ているつもりでも、翌朝起きられない、気分が上がらないなんてことはありませんか。そんなときは睡眠休養感が低下している可能性があります。

睡眠休養感を高めるために

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「睡眠休養感」とは、朝目覚めた時に感じる休まった感覚です。これを高めるためには、生活習慣や睡眠環境を整えると良いと言われています。

  • 日中に適度な運動をする
  • 就寝間際の食事は控える
  • 嗜好品(カフェイン、お酒、たばこ)との付き合い方を見直す
  • 暗く静かな心地よい環境で寝る など

また、ストレスが高い状態のまま寝てしまうと睡眠休養感は低下してしまうため、リラックスしてからの入眠をお勧めします。好きな音楽を聴く、ゆっくり入浴する、子どもに絵本の読みきかせをするなど、自分に合った方法をみつけておくといいですね。

朝日と朝ごはんで体のスイッチオン!

疲れをとるために寝貯めをしている方もいるかもしれませんが、睡眠は長すぎてもよくありません。毎朝決まった時間に起きることが大切です。

起床後に朝日の強い光をあびることで体内時計がリセットされます。また、日中に光を多く浴びることで、「メラトニン」という睡眠を促すホルモンの分泌が増え、スムーズな入眠が期待できます。しかし、就寝前に照明やスマートフォンなどの強い光を浴びると、メラトニンの分泌が抑制され、睡眠・覚醒のリズムが崩れてしまいます。就寝前のスマートフォンやパソコンなどのデジタル機器の使用は避けましょう。

体内時計のリセットには、朝ごはんも役に立ちます。朝ごはんを食べることは栄養補給だけでなく、よく噛んで食べることにより、脳や消化器官を使うことで体を目覚めさせることにもつながります。

睡眠環境・生活習慣の見直しで良い睡眠を

良い睡眠がとれていないと病気の発症リスクとなるほか、イライラしやすくなったり、ぼんやりしてしまったり、生活面で困ってしまうこともあるかもしれません。

睡眠環境や生活習慣の見直しを行うことで、少しずつ心身の調子が整い、元気にすごせるといいですね。いろいろと見直しをしても改善が見られない場合は病気が潜んでいる可能性もありますので、医師に相談しましょう。
 

参考文献


文/浜松市保健師 柘植

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