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今、おとながすべきこと

minnna_R.jpg3月11日に東日本大地震が起こってから、津波による被害の状況や、避難所で余震に驚く被災された方々の映像などがテレビで流れています。これを見て、被災地ではなくても、子どもたちが不安や動揺を抱え、気持ちが不安定になっている子どもたちが増えているそうです。
そこで、不安が高まっている子どもたちに対して、私たちおとなができることを紹介します。

■子どもが不安を話したら、じっくり聞く
子どもが不安に思っていることを話したら、笑ったりせずにじっくり話を聞いて、「ここは大丈夫だよ」とか「パパやママも一緒にいるから大丈夫だよ」と安心できるように話しましょう。また、子どもが乳幼児の場合は、不安は「おもらし」「赤ちゃん返り」「赤ちゃん言葉」「指しゃぶり」などで出る場合があります。子どもの様子をしっかり見て、スキンシップなどで安心させてあげましょう。

■震災の映像などを長時間見ないように
震災後の不安な気持から、「夜眠れない」「元気がない」「イライラしやすい」「ご飯を食べない」などの症状が出る場合があります。衝撃の大きな映像は控えましょう。特に、小学校低学年以下の小さな子どもや感受性の強い子どもには控えましょう。また、寝る前には見ないようにした方がいいでしょう。

■おとなの不安が子どもに伝わらないように
家族で防災の意識を高めるために、震災の話をすることは大切です。しかし、震災の話をする時は、おとなが不安がっていると子どもには伝わりやすいです。おとなが冷静に話をするように心がけ、子どもの不安が拡張しないよう気をつけましょう。

■親もストレス解消
子どものストレスが親のストレスに直結しています。子どものストレスを受けとめるためにも、親もストレスをためないようにしましょう。

監修:浜松市精神保健福祉センター所長 二宮貴至
ぴっぴNAVI vol.3より転載

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