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『宮城県気仙沼発!ファイト新聞』

東日本大震災から1週間後、小学生4人が作った「ファイト新聞」という壁新聞が、当時の被災者を支え、被災していない私たちにも、被災時に子ども(小学生)でもできることがあるのだということを、教えてくれました。

書くことが得意な小学生が、避難所にいる人たちに元気になってほしいという思いから、一生懸命作ったものが紹介されています。あれだけ大きな災害が起こり、余震が続く中、大人も子どももみんなが不安でいっぱいだった時期だったと思います。そんな中、子どもたちが自分たちの身近なところであった復興に向けての少しずつの前進の出来事を、記事にしています。豚汁が出たことや誰かの誕生日など、被災していなければ当たり前のようにあった出来事だったかもしれないけれど、被災後の避難所では、悲しみに暮れる人たちの大きな支えとなったことでしょう。

今では防災講座の中でも、子どもたちに向けた「防災教育」の重要性が唱えられるようになりました。子どもは大人が守るだけではなく、子どもの成長に合った防災力を、日ごろから身につけておくようにすることが大切です。ファイト新聞社の子どもたちが誰かに教えられてやったのではないのですが、「子どもたちが、誰かのためになることはできるのかな?自分たちにできることは何かな?」と考え、行動にすることができたのは、素晴らしいことです。この本を見た大人や子どもには、いざという時のための備えとして、「子どもたちへの防災教育」を考えるきっかけになり得るのではなでしょうか。

(わかば)

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