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地域防災訓練への参加はおススメ!
12月最初の日曜日に、各地の自治会で開催された防災訓練。皆さんは参加しましたか?朝9時にスマートフォンに一斉配信された緊急警報の音で飛び起きた、という人も多いかもしれません。自治会によって訓練のメニューは異なるようですが、多くの場合、消火器を使った初期消火やバケツリレーの訓練、アルファ―化米を使った炊き出しなどを行っています。(写真は中区のある自治会の防災訓練)
長年続いているメニューが多いため、一回参加したら「もうわかった」と思い、次から行かなくなる人がいても不思議ではありません。特に小さい子どもがいる家庭では、子連れで屋外での訓練に長時間参加するのはハードルが高いでしょう。実際、防災訓練の参加者は、シニアか学生が中心。子育て世代の参加は、あまり目立ちません。
だからこそ、地域防災訓練への参加はおススメなのです。たとえ最後まで参加できなくても、実際にやってみたからこそわかることはたくさんあります。
たとえば―――
・避難所となる場所(小学校など)の非常用給水栓はどこにある?
・バケツリレーをするとき、2列になるのはなぜ?
・火事を見つけ、消火器を使う前に、まずするべきことは何?
・地域の民生委員さんの顔と名前を知っている?
・AEDの使用中、患者に触れていてもいい?
・「アルファ米の炊き出し」って、鍋は必要?
……などなど、防災訓練に参加することで、そうした実際のところが理解できます。また、一度覚えても、一年も経つとうろ覚えになるもの。それを思いだすためにでも、参加する意義がありますよ!
多くの自治会訓練で、炊き出しのアルファ米をおにぎりや小分けパックにして参加後のおみやげにしています。こうした機会に、アルファ米の味をみてみるのも「なるほど」と思えますね。今回は参加できなかったという方も、次回の地域防災訓練には、パパ・ママ交代で子どもを預けあって参加してみませんか?
(ずきんちゃん)