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上の子との関わり方 助産師たちのつぶやき

助産師たちのつぶやき

春の訪れを感じる季節となりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。4月は年度の始まりであり、入学、就職など人生の転機を迎えるイベントが多い時期ですね。私は今6歳の娘と3歳の息子の子育てをしていて、娘が今年ついに小学校へ入学します。少し前まで赤ちゃんだったのにもうランドセルを背負って学校へ行くなんて…子どもの成長の速さには驚かされます。

さて今回の助産師たちのつぶやきでは、私の体験談も交え上の子との関わり方についてお話ししたいと思います。娘が3歳の時、第2子である息子が産まれました。娘の時の育児経験があるとはいえ初めての2人育児に大忙しの日々を過ごしていた頃、娘が私にぽつりと言いました。「〇〇くんは良いな、たくさん褒めてもらえて」と。その言葉を聞き私はハッとしました。産まれて数ヶ月の息子は「眠ることができた」「ミルクが飲めた」「げっぷができた」「うんちができた」等小さいことでもなんでも褒めて貰えていたのに対し、4歳目前となりできることが増え、できることが当たり前になってしまった娘には、褒めることよりむしろできないことに注目してしまっていた自分に気がついたからです。その日からは、娘のできることに注目して「ご飯が食べられたね」「お着替えできたね」「トイレに行けたね」と声をかけるようにしていきました。すると娘も「見てた!?」「そうだよ、できたんだよ」とにこにこ笑顔で答えてくれるようになりました。

きょうだい

子どもは、親が子どもの行動を具体的に伝え認めることで「ちゃんと見ていてくれた」と感じ安心感を得られます。また、できていないことに関しても「お箸の練習をしているんだね」等そのまま子どもの行動を認める声かけをすることが大切なのだそうです。ありのままの自分を親が認めてくれることで子どもの自己肯定感は育まれるので、下の子が産まれて嬉しいけれども少し寂しい気持ちになっている上の子には、ぜひ「あなたのことをちゃんと見ているよ」アピールをたくさんたくさんしてあげてください。

日々の子育て、お疲れ様です。助産師である私もいざ自分の子育てが始まると分からないことや不安だらけでした。そんな中でも子どもは元気にすくすくと成長し、日々に彩りを与えてくれています。子どもが何歳になっても悩みは尽きないとは思いますが、同じ時代に子育てをしていく仲間として一緒に楽しんでいきましょう。
 

文/浜松医療センター周産期センター 助産師 山下真知子

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