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胎内記憶 助産師たちのつぶやき

お話.jpg胎内記憶というのをご存知でしょうか?雲の上にいる時から誕生の直前までの記憶を「胎内記憶」といいます。肉体のないときからの記憶、科学では証明できないものでオカルト・宗教的なものと感じる方もいるかもしれません。実際、えーそんな記憶自分にはない!という方も多いでしょう。私もありません。この胎内記憶を覚えていて話してくれるのは6歳までの子どもが多く、統計的には6歳までの33%の子どもに胎内記憶があるという結果があるそうです。

でもこの胎内記憶について有名な池川明先生の本を読むと、とても興味深く不思議な内容が沢山あります。どうしてお母さんを選んできたの?という質問に「お母さんが優しそうで会いたかったから」という素直なごもっともという返事があったり、「お母さんが寂しそうだったら」という意味深な返事があったり。そう答えられたお母さんは結婚はしたもののなかなか妊娠せず公園で遊ぶ子どもを見てはいいなと思っていたそうで、この話を聞いて驚いたそうです。その他にも誕生時の記憶のエピソードもあります。「どうやって生まれてきたの?」という質問に、「細くて暗いところを通ってきた」「頭でぐりぐりってやって出てきた」などこちらとしても小さな子どもがうそをついているとも思えず、思わず考えてしまう内容でした。

そんなことを聞き興味も持っていたからなのかもしれませんが、私の姪っこ(2歳)になりますが突然「ひよりが一番最初に逢ったのは奈々さんだよね!」といいまして、実際私が出産に立ち会い1番初めに対面し抱っこしたことになりますが、これは誕生記憶!!なんて思ってしまいました。

その後私の2人の子どもにも聞いてみました。どうしてママのところに来たの?7歳の長男はうーんと考えてから「やさしそうだなって思ったから」と答えました、年齢的にも遅いし知恵もついてきている感じの答えですよね。やさしそう、という所に突っ込みたくなりましたがいつも宿題しなさいとガミガミの母なので、反省です。5歳の長女にも聞いてみました。すると、「お空の上で神様にどの名前がいい?って聞かれたの、それでねパパとママの西村にしたの!」なんとも面白い返事で思わず笑ってしまいました。胎内記憶はどこまでほんとでどこから作り話か分かりませんが、聞いてみるとこちらが楽しかったり考えさせられたりとなかなか面白いものです。

興味のある方は是非聞いてみてはいかがでしょうか。

浜松医療センター 西村奈々

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