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エルマーのぼうけん

ある雨の夜、エルマーは年とったのらねこに会いました。

のらねこはエルマーに、動物島に捉えられているかわいそうなりゅうの子を話をします。

いつか空を飛びたいと思っていたエルマーは、りゅうの子を助けてその背中に乗せてもらおうと動物島に出かけて行きます。

その時、エルマーが持って行った物は、チューインガム、棒つきキャンディー、輪ゴム、じしゃく、歯ブラシ、虫めがね、ナイフにくしとヘアブラシ、それにリボン…など。

こんなにたくさんの荷物、それに不思議な品も。いったいなにに使うのでしょう?

動物島には恐ろしい動物がいっぱいいて、りゅうの子を渡すまいとエルマーに襲い掛かります。

さあ、持ってきた荷物の登場です。

チューインガムはどの動物に使うの? 虫めがねやリボンはどうするの?

ハラハラドキドキする場面の連続ですが、動物たちとのやりとりが面白くて思わず噴き出してしまいます。

りゅうの子救出作戦は大成功です。

皆もエルマーと一緒に冒険の旅に出かけましょう。

とびらに描かれている地図が、とてもカラフルで分かりやすく、しっかりと案内してくれますよ。

エルマーのお話はぜんぶで3冊あります。

長い間子どもたちに読み継がれていますが、会話のうまさ、深みのある文章、ストーリーの豊かさで、今でも子どもたちの心を捉えて放しません。

毎日一章ずつからでも読んでやってください。

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