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世界でいちばん やかましい音

世界でいちばんやかましい音「世界でいちばん やかましい音」
作:ベンジャミン・エルキン
訳:松岡享子
絵:太田大八
出版社:こぐま社

平積みの「世界でいちばんやかましい音」は、他の平積みの本と比べて小さいのに、とても目立っていました。外国のお話に、日本の絵本画家が絵を描く、というのはよくありますが、このお話を描く太田大八さんは、すばらしくこのお話の世界を表現しています。(原作は、アンディとライオンの作者、J・ドーハーティが絵を描いています)

この本は、ガヤガヤ、という世界でいちばんやかましいことが自慢な国の王子様の誕生日を祝うために、国中、世界中が大騒ぎする、というお話。
とにかく、どんなにやかましいかっていうと、
「これよりガヤガヤの都
 世界でいちばんやかましい町」

と、入り口の立て札に書いてあるほどです。

そんなやかましい国の王子様が誕生日プレゼントに欲しがったのは、「世界でいちばんやかましい音」でした。こんな突拍子もないプレゼントって、聞いたことないですよね。
とにかく、この王子様のために、国民が、世界中の人々が、どんどん巻き込まれていってしまいます。

でも、その展開は…、教育的、とはちょっと違う、どんでん返しの、終わりよければすべてよし。ちょっと考えさせられる、おしまい、です。
子どもだけじゃなく、大人にも、ちょっぴり耳が痛いお話かもしれません。

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