TOPぴっぴのブログ子育てのヒントおすすめ図書雪の上のなぞのあしあと

子連れでおでかけ

子育てのヒント

特集記事

お気に入り

雪の上のなぞのあしあと

今一番行ってみたい動物園といえば、北海道の旭山動物園でしょうか。映画も公開されましたし、TVでもドラマを放映したりしましたね。
これは、その旭山動物園で長年に渡って飼育係を勤めた
あべ弘士氏による科学絵本です。この絵見たことがある!と思った方も多いかもしれません。氏は人気絵本『あらしのよる』シリーズの挿絵をしたことでも有名な方なのです。

雪の上のなぞのあしあと (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)
あべ 弘士
福音館書店
売り上げランキング: 565,105


絵本の舞台は日本最北端の雪国の動物園(=旭山動物園)。
飼育係の”ぼく”は、ある冬の夜、宿直として動物園に泊まることになりました。
一つ一つ、動物たちの寝床を見回る様子が、見開きの大きな絵で描かれています。
雪の積もった寒い夜の動物園だというのに、描かれた絵は大変明るく、一人きりの宿直が楽しい!という動物好きの”ぼく”の気持ちが良く表れています。

さて、見回りを続けていた”ぼく”の目の前の雪原に今までに見たこともない足あとが!一体何の足あとなのでしょう?
まず本で調べ、そして飼育係の仲間に連絡を取り、それからみんなで足あとを追いかけて、ついに足あとの主が判明します。
それは意外な動物だったのでした…!

夜の動物園の実周りをする様子から、足あとの主が判明するまでの過程に至るまで読んでいるこちらもドキドキワクワクしてしまう、そんな一冊です。
寒さが終わってしまう前に、ぜひ読んでみてくださいね。

文/福田真理子さん

カテゴリー

このカテゴリの記事

子育てのヒント
を検索

このページの先頭へ