クリスマスにお正月といえば、チキン、ケーキにお餅、そしておせち料理。
普段食べないものをいただく機会が多い時季ですね。
そんなとき、どうやって食べ物をいただきますか？

手で食べる? (たくさんのふしぎ傑作集)

posted with amazlet at 14.04.04

森枝 卓士
福音館書店
売り上げランキング: 422,584

Amazon.co.jpで詳細を見る

 

日本でご飯をいただくときには大体お箸を使いますが、ケーキのときはフォークを使ったりしますし焼き餅やチキンは手でいただくこともありますね。

さて、手で食べるのは、お行儀が悪いのでしょうか？

そんな素朴な疑問に見やすい写真と文章で応えてくれたのがこの本です。
マレーの方の家庭、中国の方の家庭、韓国式、インド料理の食べ方が次々に紹介されます。
日本でおなじみのお箸やフォーク、レンゲをはじめ、エスカルゴを食べる道具や、イタリアでのスパゲティの食べ方、中国の方のチャーハンの食べ方も案外知らないものなんですね。

もちろん”正しい”手ででの食べ方も紹介されています。
インド料理を前に、インド人の先生は上手に手で食べていきますが
一緒に食べるのにチャレンジした日本人の小学生たちは…

世界のさまざまな食べ方を通じてお行儀や食べることを明るく考えることのできる一冊です。
”ナン”が給食に出される浜松の小学生たちは一読をおすすめしますよ。

文／福田真理子さん