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おおきなおおきなおいも
実際の園児たちの遊びの中からヒントを得て誕生した絵本です。
雨でいもほり遠足に行けなかった子どもたちは、お部屋の中でおいもの絵を描きました。
おおきなおおきなおいも―鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による (福音館創作童話シリーズ)
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赤羽 末吉
福音館書店
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「ごしごし しゅっしゅっ ぴちゃぴちゃ しゃっしゃっ」
紙をどんどんつなぎ、おおきなおおきなおいもができました。
「こーんなおおきなおいもどうやってほりだすの?」と心配そうな先生。
ああでもない、こうでもないと子どもたちの協議が始まります。
へリコプターで運んだおいもは、いもまるになって幼稚園のプールにうかび、それからいもざうるすになって……と、子どもたちの空想はどんどん広がって行きます。
遊び終わった後は、もちろん「おなかがすいたからたべちゃうの」
でもお話はまだまだ続きます。
子どもたちはパイロットになったり、大工さんになったり、コックさんになったりと楽しそう。
日本列島の上を、ふんわかふんわか浮かんでいる子どもたちのお仲間に、いつの間にか入ってしまいます。
シンプルな絵の中に、子どもたちの豊かな表情と動作がびっしり詰まっていて、何度読んでも楽しい絵本です。