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きつねものがたり

ホモリ山のふもとの、森にかこまれた野原に、一軒の家がぽつんと立っていました。この家に森番のホビヌシカさんが、おくさんと、息子のエーニク、娘のルージェンカと一緒に暮らしていました。ある日のこと、ホビヌシカさんは子ぎつねをつかまえて家に連れて帰ります。この子ぎつねこそ、主人公のきつねくんです。

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きつねくんは、子どもたちからいろいろなことを教わります。あと足で立ったり、ステッキをつきながら歩いたり、本を読んでもらって人間のことばも覚えました。そしてある日、自由に暮らすことを決心してホビヌシカさんの家を逃げ出します。
森で暮らし始めたきつねくんは、本に登場する“ずる賢いきつね”をお手本にして、次々にゆかいな騒動を起こします。失敗してもくよくよしない、元気なきつねくんのおはなしです。一冊が13章の短いおはなしに分かれていて、読んでもらえば6歳頃から楽しめます。

浜松市立はまゆう図書館 太田万裕香さん

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