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どんなかんじかなあ
「どんなかんじかなあ」
ぶん/中山千夏
え/和田誠
自由国民社
ひろくんのお友だちの まりちゃんは目が見えない。。。
ある日、見えないってどんな感じかなあ？？と思った ひろくんは、目をつぶってみた。
そうしたら、なんということだ！いろいろな音が、見えてる時よりもたくさんたくさんきこえてきたのだ！
また、違う日には、耳の聞こえないお友達の さのくんが、どんな感じか？疑問に思い、耳栓をしてみた。。。そうしたら、聞こえている時には気が付かなかったことが、たくさん見えてきたのだ！
そんなふうに、障害のあるお友達が、どんな感じで過ごしているのかを、想像してみると、
今まで、何気なく過ごしてきた日常が、ぐーんと広がりを持って感じられる。。。
最後のページで、ひろくんがどんな子か、わかる仕掛けになっていて、、、
子どもも大人も、障害について考えるきっかけになるように、描かれている。
2005年 初版発行
2006年 第11回日本絵本賞受賞作品
☆この絵本は、えほん文庫に通っている絵本好きなママさんから薦められて、読んだ本です！
「小学生の読み聞かせにもいいよ！」とのこと。私も、今度は小学校で読んでみたいなあと思います！
作者・中山千夏さんの絵本は、普段見過ごしがちな何かに焦点をあてて、何かを考えるきっかけをもらえます。
シリーズで他には、「あげたおはなし」「いきてる」「へんなの」「おとしものしちゃた」「となりのイカン」などがあります。
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