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スズムシくん

最近は、セミの鳴き声がちょっとひと段落してきました。でも夕方になると、秋の虫たちの泣き声に気づきませんか？

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5月5日の「子どもの日」、おじいちゃんが、大きなにもつを持ってやってきた。

スズムシが生まれるところから、死ぬまでの観察日記のような絵本です。
えさのやり方や、飼い方は、おじいちゃんからの手紙に書いてあることが大切です。
スズムシは5月頃に生まれて、半年くらいで死んでしまいます。お話の中に出てくる虫かごの中に、スズムシがいなくなった後、いったいどうするのかな？

この本を読むと、スズムシが生まれてくるときから飼ってみたくなります。最後の「あとがき」のところには、著者の家で飼っているスズムシのことが書かれています。それを読むとさらに、脱皮の様子やえさを食べる様子なども、絵本に描かれているものだけではなく、実物を見てみたくなります。

文／わかばさん

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