子連れでおでかけ
子育てのヒント
特集記事
子育てのヒントを検索
ふしぎなともだち
12月3日は国際障害者デーですね。
島に引越してきたゆうすけ。転校した学校には、ちょっとふしぎなやっくんがいました。
やっくんは、自閉症という障がいがありました。
クラスの友だちはみんな、やっくんが変なことをいいながらどこかへいってしまっても、気にしていません。やっくんがいけないことをしたらやさしく教えています。
ゆうすけとやっくんの友情と成長の様子を描いている絵本です。
このおはなしは著者が、淡路島に移住した時に出会った子どもたちをモデルにしているそうです。
障がいのある子どももない子どもも、みんな同じ教室で過ごしているのが「当たり前の風景」となっているところが魅力的です。自分の子どもが通っている学校などを見ていても感じますが、子どもたちは障がいのある友だちと自然にかかわりあっています。きっと、このおはなしに出てくるゆうすけと同じように、「ちょっとふしぎな子だな」と思っているだけなのでしょうね。
文/わかばさん