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ぼくんちのゴリ

「ぼくんちのゴリ」というタイトルを見て、何を思い浮かべますか?
ゴリ…何のこと? 何かの名前かな?という感じですね。
表紙を見ると、笑顔の男の子と優しそうな犬が登場しています。
さぁ、ページを開いてみましょう。

ぼくんちのゴリ (かがくのとも絵本)
笠野裕一
福音館書店
売り上げランキング: 81,258

ぼくんちには いぬがいる。なまえは ゴリ。
ぼく、ゴリのことなら なんだって しっているんだ。
としは 5さい、オス。
けの いろは ちゃいろ、くびわは みどり。
ほかにも まだまだ いっぱい しっているよ。
ききたい? じゃ、おしえてあげるね。

男の子がゴリの特徴を丁寧に教えてくれます。耳の動き、しっぽの動き、挨拶、オシッコの様子、ゴリの気持ちなど、知っておくと役立ちそうなことばかりです。そして何より伝わってくるのは、男の子とゴリの大親友という信頼関係です。
犬のこと大好きな子ども達や大人は、飛びついて、「そうそう、そうなんだよね!」の連発で読み進めていくことでしょう。
犬が苦手な子ども達や大人は、「えっ、そうなの?」の連発で読み進めていくことでしょう。
そして読み終わったときには、登場する男の子になりきり、ゴリの気持ちを考え、ゴリに愛情を感じることでしょう。
「ゴリに会いたいなぁ〜」と、気持ちがほっこりする科学絵本です。

文/子どもと絵本ネットワーク ルピナス 会員 池田恭子さん

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