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音楽はじめのいっぽ♪【11】ジュニアクワイア浜松合唱指導員 浦井裕子さん

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浜松で音楽に携わる人に、ご自身の体験や子育て世代へのアドバイスについてお答えいただく「音楽はじめのいっぽ♪」シリーズ。第11回は、ジュニアクワイア浜松の合唱指導員を主に、市内小学校での音楽教育にも携わっている浦井裕子さんです。

Q1.ご自身の子どもの頃、音楽はどんな存在でしたか?

私は民謡を歌いながら踊る祖母と同居する明るい家庭に育ちました。そのため、自然と私も身体を動かしながら歌うということが普通のことでした。当時としては珍しく、物心がつく前に家にはおもちゃのピアノではない本物のピアノがあり、1本指で弾いていた記憶がしっかり残っています。幼稚園入園後は、ヤマハ音楽教室幼児科に通い、初めてのステージで、“ママごめんなさい”をピアニカで演奏しました。まさかその本社がある浜松に縁をいただくとは……ビックリです。

Q2.音楽が子どもに与える影響はどんなことだと思いますか

合唱感性や聴覚等、様々な発育に良い影響を与えると思います。

私には2人の娘がおりますが、言葉を覚えるのと歌を覚えるのがほぼ一緒でした。何かボソボソ言っているなぁと思い、耳を傾けると、“おかあさんといっしょ”の曲だったりして、娘から曲当てクイズを出題されているようでした。そんな訳で、起床・歯磨き・着替えなどの生活リズムも歌で整ってきました。歌はもちろんその都度即興で、いい加減な歌詞でしたが…。

Q3.これから子どもに音楽体験をさせたいというパパママにアドバイスはありますか?

私が習い事をさせるときに決めていたことは、本人がやりたいと言うまで無理強いしないということです。とはいえ、見せてあげなくては始めたくても始められません。親が子どもの個性を見つめ、向いていそうな習い事をなんとなく見せに連れて行くことは必要かなと思います。

娘がまだ2歳の頃、新体操を見せに連れて行ったところ、早速習いたいと言ったのですが、「オムツをしている子はダメ」と言われました。習いたい一心でオムツもはずれ、その後失敗することは一度もありませんでした。結果、3歳の誕生日前日から習い始めた次第です。ピアノも本人の希望で始めました。また、当時小3の秋から入団可能だったジュニアクワイアにも「早く入りたい」とその日を待ち望んで入団し、卒団までの9年間、本当に楽しんで通っていました。大学3年生となった今もミュージカルのサークルで歌や踊りは続けていますし、ピアノもよく弾いています。もう一人の娘も、ジュニアオーケストラで育てていただき、今もその経験を生かしてオーケストラを続けています。幼い頃自分でやりたいと言って始めた習い事は、人生を潤してくれることと信じています。

浦井裕子さん プロフィール

浦井裕子さん

群馬県出身。1996年より浜松在住。
 
国立音楽大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。藤原歌劇団所属。
現在、ジュニアクワイア浜松指導員。市内小学校に音楽専科として勤務。

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