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音楽はじめのいっぽ♪【4】ピアニスト 新井琴香さん

音楽はじめのいっぽ

浜松で音楽に携わる人に、ご自身の体験や子育て世代へのアドバイスについてお答えいただく「音楽はじめのいっぽ♪」シリーズ。第4回は、浜松市出身のピアニストとして、また子育て経験を活かしたコンサート企画で活躍する新井琴香さんです。

Q1.ご自身の子どもの頃、音楽はどんな存在でしたか?

幼い頃の私にとって音楽は、1つの習い事に過ぎませんでした。3歳から音楽教室に通っていましたが、教室に行って音楽を聴くと、心地よくて眠ってしまう子でした。ピアノは5歳から習い始めました。実は練習が大嫌いでしたが、人前で演奏することは大好きでした。次第に聴いてくれる人みんなに喜んでもらいたいなと思うようになり、その頃から毎日2~3時間練習をするようになりました。私にとって音楽は生活の一部で、常に身近にある存在でした。

Q2.音楽が子どもに与える影響はどんなことだと思いますか?

ピアノ

日常から音楽に触れられる環境があることは、子どもにとってとても良い影響を与えると私は信じています。音楽は、耳・目・頭・身体等、あらゆる感覚器官を一度にたくさん使うからです。その感覚を養うことで、音感やリズム感、感受性、反応力、瞬発力等、たくさんの力を身につけることができます。これは、音楽以外の日常生活でも必要な力だと思います。

シンプルに、音楽を聴くと楽しくなったり、ワクワクしたり、癒されたりしますよね。音に反応する力やそこから感じる気持ちが、何よりも子どもにとって大切なものだと考えています。

Q3.これから子どもに音楽体験をさせたいというパパママにアドバイスはありますか?

日本の風潮なのか、子どもが音楽を始める時のハードルが、とても高いと感じます。「音楽(特にクラシック)を始めるからには!」と身構えず、気軽に音楽イベントやコンサートに行ってみたり、家で音楽を流して親子で聴いたりしてみてください。常に楽しく音楽を取り入れていくことが、何より大切なことです。

日常の中で、音のシャワーを浴びて欲しいと思います。パパママが楽しんでいたら、子どもも楽しいものです。ぜひ、親子で音楽を共有してくださいね!

新井琴香さん プロフィール

新井琴乃さん

浜松市生まれ。5歳からピアノを始め、小学校時代は「浜松駅構内のコンコースで毎朝ピアノを弾く少女」として話題となる。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京芸術大学を卒業。天皇陛下の御前での演奏や、オーケストラとの共演等、幅広いコンサート活動を行っている。
現在は、2児の母として子育てに奮闘しながら、0歳の親子や発達障害の子どもに向けたコンサートの企画・開催も手掛けている。
【資格・所属団体等】
東京藝術大学音楽学部終身会員
中学校・高等学校教諭一種免許状(音楽)保有
音楽と絵本の世界~0歳の親子コンサート~企画・主催

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