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音楽はじめのいっぽ♪【6】ママタンタン 木村優子さん

音楽はじめのいっぽ

浜松で音楽に携わる人に、ご自身の体験や子育て世代へのアドバイスについてお答えいただく「音楽はじめのいっぽ♪」シリーズ。第6回は、人形劇団「ママタンタン」の音楽担当として、子どもたちに様々な音や物語に触れる機会を提供している木村優子さんです。

Q1.ご自身の子どもの頃、音楽はどんな存在でしたか?

音楽と言っても幅広いですが、私自身は「(数え年の)6歳の6月6日に芸事(げいごと)を始めよ」との親の方針に従ってピアノを始め、音楽の基礎についてはとにかく毎日、練習を強いられた思いがあります。その一方で小学校の頃にはビートルズが流行り始め、小学校から高校まで従兄からもらったビートルズのEPレコードをすりきれるほど聞いていました(従兄はLPレコードを買うとEPレコードが不要になった様です)。好きな音楽はレコードで買うか、ラジオやテレビ欄をチェックしてテープレコーダーに録音する、なんて時代でした。

Q2.音楽が子どもに与える影響はどんなことだと思いますか?

親子で歌う

よちよち歩きの子どもでも、リズミカルな音楽が流れると体をフリフリしてダンスします。私が所属する人形劇団での経験ですが、怖い場面で不協和音のピアノを弾くだけで泣いてしまうお子さんがいます。ですから、観客に月齢の低いお子さんが多い時は音楽をあまり怖くない優しい音に変えて演奏します。まだ言葉の出ない1歳くらいの子どもでも、楽しい音と怖い音や悲しい音の区別が分かる…つまり言葉よりも音楽の方が、小さな子どもには理解しやすいのかも知れません。

Q3.これから子どもに音楽体験をさせたいというパパママにアドバイスはありますか?

パパママにはぜひ、スキンシップと同様に、お子さんに楽しそうに歌を歌ってあげて下さい。人間が持っている素晴らしい楽器の一つは「歌声」です。ご自身でも、自分の親が楽しそうに歌を歌っているシーンを思い浮かべれば分かると思うのですが、とても幸せそうなシーンですよね。お子さんに「音楽は楽しい、幸せだなぁ」と感じさてあげられると思います。

これからお子さんに様々な音楽体験を考えていらっしゃると思いますが、こども館や協働センター、クリエイト浜松など身近な所でも小さなコンサートがあります。また、浜松は楽器工場の工場見学などメーカーの地元ならではの体験ができますし、楽器博物館はおもしろい楽器がてんこ盛りでイベントや演奏会もあります。浜松は音楽に触れるのに素晴らしい環境が揃っているので、情報チェックして参加すると親子で楽しい経験ができます。

木村優子さん プロフィール

木村優子さん

筑波大学第一学群社会学類卒業。
 
カワイ音楽教室ピアノ講師、専業主婦、SBS学園(宮竹教室)リトミック講師、浜松こども館「音と遊ぼうリトミック」講師等を経験。
現在は人形劇団「ママタンタン」の音楽、雄踏吹奏楽団フルートパート、アンサンブルさなるアイリッシュハープ及びフルートパートを担当している。

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