子連れでおでかけ
子育てのヒント
特集記事
子育てのヒントを検索
災害と情報~嘘の情報に気を付ける~
大きな災害が起こると、国や地方公共団体からの情報、報道機関からの情報、被災者自身の発信など様々な情報が行き交います。過去の災害では、一見、事実と区別がつかないような嘘の情報が拡散されてしまったことがありました。
令和6年能登半島地震においても、被災者を装った投稿者がSNS上で嘘の救援情報を発信し、その投稿が拡散されてしまう事案が発生していたようです。
嘘の情報がはびこることで、被災された方や被災地が本当に必要とする人命救助を含む災害支援や情報伝達に悪影響が出る可能性があります。
情報を扱う上で、それが本当なのか、嘘なのか見極めることが大切です。
では、どのように確認すればよいのか、総務省のHPでは、インターネット上の情報の真偽を確認する方法を4つ挙げています。
- ほかの情報と比べてみる
- 情報の発信元を確かめる
- その情報はいつ頃書かれたものか確かめる
- 一次情報を確かめる
手に入れた情報をすぐ鵜吞みにせず、いつ、だれが発信した情報なのか確認することから始めてみてはいかがでしょうか?
スマートフォンの普及により、大人だけでなく、子どもたちもインターネットの情報に触れる機会や、SNSを使って自分から情報を発信する機会が増えています。
いざという時に、嘘情報を信用してしまい拡散することがないよう、情報の受け取り・伝達の両側面について日ごろから家族みんなで考える機会をぜひ設けてください。
参考サイト
文/浜松市防災学習センター スタッフ 落合