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地震が来たら「三角形」の空間を目指す!
揺れが来た瞬間の、とっさの判断と避難場所が生死を分かつ---。
「机の下にもぐるのではなく、三角に空いた空間を目指せ!」と説く、アメリカン・レスキュー・チーム・インターナショナル(ARTI)隊長ダグラス・コップ氏のブログが話題になりました。
これまでに60か国で875軒の倒壊した建物にもぐりこみ、救命活動した経験があるというコップ氏によると、
「地震の際、最も安全な場所は、三角に空く隙間だ」
といいます。
「地震のとき、机などの下にもぐるという意識をお持ちの方が多いですが、建物が倒壊した時には、机や車の中に入った場合、ほとんどが圧死しています。大きな家具、タンスやベッド、ソファー等の横の方が安全です。猫や犬は警戒時には、本能で丸くうずくまります。人間も同じように、家具の横でできるだけ小さくうずくまると良いです」
何かが倒壊してきても、安定した家具の横にいると三角形に空いた隙間に入ることになり、助かるのです。なるほど、と思いませんか。
子どもに対して「地震がきたら、だんご虫(丸くなってうずくまる)!」という呼びかけは、これまでもされてきましたが、それにプラスして「大きな家具の横で」と教えた方が有効かもしれません。
他にも
「ドアは構造上弱い場所なので、倒壊すると上からつぶされる」
「外階段は建物とずれて揺れるので、絶対利用してはいけない」
「車に乗っているときに地震が来たら、降りて車体の横でうずくまっていたほうが良い」
など、揺れが来た瞬間に「生き延びる」ための実践的な提案が多数されています。
「三角形の救命スポット」で検索すると、多数の情報が得られるはずですが、以下のリンクが代表的です。
- コップ氏本人によるサイト(英文)
- すでに何人かの人が日本語に翻訳してアップしてくれているサイトもあります。そのひとつ(Dr.和の町医者日記)
(ずきんちゃん)