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ライフカード

浜松特別支援学校に訪問させていただいた折に、先生から「ライフカード」をいただきました。障がいを持った子どもたちが、災害時に携帯し補助となる情報を書き込むものです。
これは、知的障害者通所更生施設「ほっと」など、市内および、磐田市の4施設が協力して作ったものだそうです。

ライフカード

浜松特別支援学校は、海から700メートルという場所にあります。東海地震などの被害想定では大きな津波が5分以内に来る場所と言われています。それだけに学校側も保護者も防災意識は高く、様々な対策を立て検討されています。スクールバスで通学の子どもたちもいますが、公共交通機関利用や保護者の送迎で通う子どもたちもいるので、通学途中で被災をしてしまったら?という場合も想定しておかなければなりません。自力で身を守ることも大切なこととなります。「ライフカード」は本人自身を救助してくれる人に託す情報が入っているものです。

ライフカード

最近では個人情報の取り扱いは慎重なのですが、防災面からすると、地域の人や周囲の人に存在を知っておいてもらうことが必要です。徒歩通学できる学校に行っている子ばかりではないので、見落とされがちなためです。

周囲も様々な子どもたちがいるということを理解し、非常時には助け合える環境を作っておくことも含めて、障がいに理解を深める機会が持てるといいですね。

hiro

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