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地震保険と家の耐震
阪神淡路大震災の時には、約105,000棟の住宅が倒壊し、約6,000棟が焼失したそうです。15年前のあの日は、浜松でも揺れを感じ、朝起きてからテレビをつけると、神戸の街のあちらこちらから炎が上がり、これが現実で起こっているとはとても思えないような映像が流れていたことを今でも忘れません。
実際、倒壊した家屋やビルで道に車が通ることができないことや、地震により消火栓からの水が出なくなったことなどで、火災が起こっていても消す手段がなかったという話を聞いたことがあります。
ところで、皆さんは地震保険に加入していますか?地震保険については、どの会社の保険に加入しても保険料は同じで、火災保険とセットで契約します。地震保険では、全快した家を建て替えできるほどの保険金を受け取ることはできないのですが、被災後、住まいを失ってしまうと、生活を立て直すことがいっそう困難になるので、いざという時のために保険に加入していることが大切です。
※火災保険のみの加入では、地震による火災に対しては保険金が支払われませんのでご注意ください。
また、保険だけに頼るのではなく、家の耐震補強をすることも大切です。不景気で生活費をいろいろな面で節約したい時でもありますが、災害で家を失わないためにも耐震補強をして備えるといいですね。
(わかば)