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『発達障害児者の防災ハンドブック』

もしも避難所生活をしなければならない事態になった時に、障がいやアレルギーのある方、介護の必要な方、小さなお子さん連れの方は、避難所生活をできるのだろうかという不安を感じているのではないでしょうか?

東日本大震災の時に、約40万人の方が避難所を利用したそうです。その中には、避難所生活が長期化することによって、気兼ねなどから、危険を承知で半壊の自宅で生活したり、車中泊を続けたりする人もたくさんいたという話を、被災地で聞きました。
知的障害や自閉症のお子さんは、指定避難所での避難生活が難しいので、福祉避難所が必要とされます。度重なる余震により、誰もが不安になりますが、「日常とは違う毎日」を暮すことが大きなストレスとなります。大変な時だから、みんなが我慢しながら生活をするというのは仕方ないことかもしれませんが、知的障害や自閉症などのお子さんには、いろいろな人がいる避難所で生活することが困難であり、症状が悪化することも多く、その家族もまた苦しんでいたようです。

この本には、東日本大震災で実際に避難所生活をした障がいのある方とその家族の体験談やアンケート結果などがあり、実態がわかりやすく書かれています。また、福祉避難所を設置するために必要な備えや、福祉避難所運営マニュアルなども紹介されています。障がいのある方とその家族だけでなく、障害者の施設に勤務している人や、多くの人に、ぜひ読んでもらいたいものです。

わかば

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