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『夜は、待っている。』

著者が、「ほぼ日刊イトイ新聞」というサイトの中に書いた1年分の原稿を本にしたものです。1年に1冊ずつ出版しています。

この本はちょうど、2011年に起こった東日本大震災の前後に書かれたものです。

著者がこのことばを書き綴った背景は、どんな時にどんな人に向けて書かれているのか想像してしまいます。震災後のことばは、それまでとはまた違ったことばになっているようにも感じます。

著者は震災後、東北の支援のひとつとして「気仙沼のほぼ日」を立ち上げたり、東北の人やものをクローズアップしたりしています。この本も、日本製紙石巻工場で作られたようです。著者はこのような形で東北支援をしていますが、自分にはどんな方法があるのか、どんなことができるかを考えることがまだまだ必要だと思います。

「ぴっぴの防災ブログ」で紹介しているのですが、この本は東日本大震災があったから作られた本ではありません。でも、この本の中に書かれているように、あの震災の記憶に向き合う気持ち、「忘れないようにする」のではなく、もっと自然に向き合うのでも良いのだなと感じました。どのように書かれていたかは、ぜひこの本を読んでみて感じてほしいです。

そしてこの本には、普段の生活の中でちょっと考えさせられたり、ちょっと見方を変えるきっかけになったり、ちょっと元気になることばが詰まっています。時々心の中の息継ぎのようなものが必要な時に読んでみたい本です。

『夜は、待っている。』

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