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『希望 ~僕が被災地で考えたこと~』

「障がいは不便だけど、不幸ではない。」と言ってきた著者。東日本大震災のあった時、「エレベーターが止まり、ビルの五階から重さ百キロある電動車いすごと運び出してもらった」ことから、いざという時に、家族を守るどころか、自分の身を守ることもできないことに、「胸がつまるような数日間を過ごしていた」そうです。

震災後、「自分にできること」に取り組む人々の姿に勇気づけられながら、著者も被災地に赴き、被災者と話をしたり、東北楽天ゴールデンイーグルスの始球式を務めたりするなど、著者だからできることに向き合ったことが書かれています。

中でも印象的なのは、石巻市立渡波(わたのは)小学校で特別授業を行ったところです。小学校の教員もやったことがある著者が、その経験から、渡波小学校の子どもたちに伝えたこと。それは、被災地の子どもたちだけではなく、誰にでもいえることです。この本を読んで、そのことばを感じてほしいです。
そして、自分に今できることを、再度考えるきっかけにしてほしいと思います。

希望 僕が被災地で考えたこと
乙武 洋匡
講談社
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(わかば)

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