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夜に地震が起こったら?~暗闇で安全を確保するために~

2025年12月8日(月)23時15分に、青森県東方沖を震源とする最大震度6強を観測した地震が発生しました。深夜だったため、すでに消灯していた人も多かったと考えられます。今回の地震に限らず1995年の阪神・淡路大震災、2016年の熊本地震、2018年北海道胆振東部地震など、夜中から未明の時間帯、周囲が明るくない時間に大きな地震が発生した事例もあります。
地震はいつ起こるかわかりません。明るい時間帯に発生するとも限りません。被災状況によっては停電が起こる可能性もあります。だからこそ、日ごろ暮らす場所が暗闇に包まれたとしても、安全を確保できるように備えることが重要です。

停電イメージ

懐中電灯などライト類を備えているという人は多いかと思いますが、電池残量は大丈夫ですか?置き場所は把握していますか?見た目が問題ないように見えても、いざ使おうと思ったら使えない、見当たらない、壊れていた…ということがないように、定期的に確認しておきましょう。ランタンを備えておけば、部屋全体を照らすことも可能ですし、ヘッドライトを装着すれば両手を塞ぐことなく行動ができますね。

明かりが灯らない状況下では、どこに何があるか把握するのは困難です。そのため、ここまで紹介したライト類や、部屋の電気のスイッチ、階段や廊下、手すりなどに、暗闇でも発光する機能を備えた蓄光テープを張ることで、必要なものの確保や場所の移動の助けになることでしょう。

ここまで紹介した準備はもちろん大切ですが、暗闇の中でも安全を確保するためには家具の固定および配置場所の見直し、ガラスの飛散防止対策などの地震の揺れに対する備えを十分に講じていることも大切です。いつ地震が起きても、安全が保てるように備えを考えてみましょう。

文/浜松市防災学習センター スタッフ 落合

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