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冷え対策で寒い冬を乗り切ろう!

みなさん、こんにちは。2025年も残り1か月を切りました。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?年末に向けて仕事の片付けや大掃除、クリスマスなどのイベントがありやることが多く忙しい毎日だと思います。疲れた日にはゆっくり寝て身体を回復させたいのに、布団に入っても手足が冷えて寝つけない・・・なんてこと、ありませんか?今日はそんな身体の「冷え」についてお話したいと思います。

女性に多い「冷え」について

「冷え」を訴える女性は多くいます。女性は男性より筋肉量が少ないので、体のなかで熱を生み出せる量も少なく冷えやすいです。さらに朝食を食べないことやダイエットのための食事制限による栄養不足、デスクワークなどによる運動不足、タイトな洋服の着用で体が締め付けられることによる血行不良も冷えに繋がります。

「冷え」によって起こる体の不調

体が冷えることによって様々な症状がでます。イライラ、不眠、不安感、肩こり、頭痛、だるさ、疲れ、便秘、下痢、むくみ、肥満などがあります。それだけでなく、女性は誰もが気にするシワ、シミ、クマ、くすみといった美容にも影響があります。

さらに冷えがひどくなると、卵巣の機能が低下する可能性もあります。卵巣の機能が低下すると、女性ホルモンのバランスが崩れて、月経痛や月経不順などの身体のトラブルにつながることもあります。

冷え対策

入浴

日常的にできる冷え対策をいくつかご紹介します。

規則正しい食生活

1日3回食事をとりましょう。私たちは寝ている間に体温が下がります。朝食を食べることで下がった体温を引き上げて、代謝をあげてくれるため日中の冷えの改善にもつながります。冬が旬な野菜(にんじん、れんこん、ごぼう等)や発酵食品(味噌、納豆)、たんぱく質は身体を温める食材なのでぜひ取り入れてください。

身体づくり

運動習慣がない方はまずは10分歩いてみましょう。スクワットといった大きな筋肉を鍛える筋トレもとりいれて筋肉を増やし基礎代謝をあげましょう。血流を促すためにはストレッチもおすすめ。お風呂あがりや就寝前にストレッチをすれば、凝り固まった身体もほぐれてリラックスして眠れます。

入浴

38度~40度のぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。入浴後は身体が濡れている所から体温が奪われるため水分はしっかりふき取ってください。また、入浴中は汗をかくため入浴前後の水分補給も忘れずに。

冷えは女性によくある症状です。よくあるからと言って放置せず日常の中でできる冷え対策をして寒い冬を乗り越えましょう!

参考サイト

 


文/浜松市保健師 ドーティ

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