こんにちは。浜松市の保健師の仲谷です。
少しずつ暖かい日が増えてきて、春の訪れを感じ心が和みます。
しかし、この冬から春への季節の変わり目は、自分や家族の生活に変化があったり、気温の変動に体調を崩しがちだったりと、心身の健康への影響が出やすく気をつけたい時期です。

そして、3月1日から8日まで、「女性の健康週間」です。
私も、最近では更年期とまではいきませんが、女性ホルモンが徐々に減ってきていることを肌の老化や月経周期の変化で感じ取れるようになってきました。
年齢には逆らえませんが、やはり艶のあるしわの少ない肌で、少しでもキレイで若く見えるママでいたいと願わずにはいられません。
この、「女性の健康週間」は、そんな女性の思いも含めて、自分自身の心身の健康を振り返り生活習慣を見直したり、女性特有のがん検診の受診等、病気の早期発見、早期治療を勧める週間です。
普段子どものため、家族のために自分の健康を振り返る間もないママにとっては、年に1回自分の心身の健康を振り返る良いチャンス。
家族の健康管理をするママが元気でいること、大きな病気に罹っていないかチェックすることは自分のため家族のためにとても大切なことです。

今回は、若くてきれいなママでいるためにできることを簡単にご紹介します。

☆食事　　バランスのよい食事を　カラダの全ての細胞の元に
　　　　　　主食・主菜・副菜・汁物その他を心がける　　
☆運動　　アンチエイジング効果　からだの老化は成長ホルモンの減少をきっかけに20代から始まる老化のスピードは人さまざま
　　　　　　適度な運動によって成長ホルモンの分泌を促進させ、お肌だけでなく内臓の老化速度を遅らせることができます
☆睡眠　　お肌の細胞は睡眠中にリフレッシュ　成長ホルモンは新陳代謝を促進し、皮膚細胞のダメージを修復してくれる
　　　　　　成長ホルモンが最も盛んに分泌される時間は22時～深夜2時の間　その間に熟睡を。
　　　　　　12時までには寝るようにしましょう
☆嗜好品　タバコとアルコールの飲みすぎは肌の酸化作用を助長して肌荒れや老化の原因となります
☆心の健康　笑いは免疫力をアップ　心の乱れやストレスは、女性ホルモンのバランスを崩す原因になります
　　　　　　　　ストレス解消法を持とう
☆ その他　紫外線・お肌の乾燥対策は十分に

簡単そうに見えますが、この生活習慣を実践することはとても大変です。
子育てで時間もない中なので、今自分ができていることをまずは続けていけるとよいですね。
もし余裕があるのなら、自分にできそうなことをチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ママの生活習慣は子ども達に確実に伝えられています。
・・・なんて言われると、私もとても自信がなくなり下を向いてしまいますが・・・
まずは、自分がちゃんとできている生活習慣を確認することから始めるといいかもしれません。
とは言ってもどれも完璧にできることなんてなかなかありませんが・・・
そして、がん等の病気に罹っていないか検診でチェックすることもお忘れなく。
「元気でキレイなママでいられるように! 」私の願いは今後もずっと変わることはないでしょう!!