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トイレトレーニングについて
こんにちは保健師の山根です。早いもので今年も終わりが近づいてきました。皆さんはどんな1年だったでしょうか?1年の終わりにちょこっと振り返ってみるのもよいですね。意外な喜びや我が子の成長が再発見できそうですね。
さて、お子様のトイレトレーニングについて、『いつから始めたらよいの?』『思うように進まなくて』という相談がよくあります。そこで、トレイトレーニングの基本についてお伝えしたいと思います。
【トイレトレーニングを始めるタイミングは?】
- おしっこの間隔が2~3時間空くようになった。
- 簡単な言葉やジェスチャーで自分の意思を伝えられるようになった。
- 簡単な言葉の理解ができるようになった。
【こんなことから始めてみよう!】
- トイレに慣れさせる。
実際に連れて行く他、トイレについての絵本などを使っても身近に感じることができるでしょう。また、兄弟や親がトイレをしている姿を見せるのもよいでしょう。 - 生活の節目でトイレに誘う。
例えば、食事の前、お昼寝の前、お出かけ前、お風呂の前など。
「しー出るかな」などど、優しく声をかけ、実際に出たら、少し大げさに誉めましょう。おしっこが出なくても、叱らずに部屋に戻りましょう。 - おしっこやうんちをした後に教えてくれたら、大げさに誉める。
- 成功する回数が増えてきたら、トレーニングパンツやパンツをはかせる。
『お兄さんパンツ・お姉さんパンツ』は子どもの憧れです。『カッコいいね!』『素敵だね!』など声をかけて誉めましょう。
【トイレトレーニングのコツ!】
- おしっこ・うんちが出ること⇒『とっても良いこと』というイメージで。
おしっこやうんちが出ることを汚い、嫌なものというイメージにさせず、『良いこと』としてイメージできるように声をかけましょう。(『すっきりして良かったね!』など) - 失敗しても叱らない。成功したら大げさに誉める。
- トイレを楽しいものに工夫する。
好きなキャラクターの絵を貼るなど、親しみのあるトイレにしましょう。
トイレトレーニングは『焦らず』『叱らず』『誉める』がポイントです。思うように進まなくても当たり前と思って、明るい雰囲気で進められるとよいですね。
文/浜松市保健師 山根由賀利