メディカルバーズセンター周産期センター

春の訪れを感じる今日この頃です。
いよいよ、医療センター内のメディカルバースセンターもオープンします。
皆様のご期待に沿えるよう職員一同努力していきたいと思います。
1月24日「よくわかるお産」というテーマで医療センターの市民公開講座が開かれました。
ご来場いただいた方もいらっしゃるかと思います。
ありがとうございました。

その講演の中でも話題になりました、メディカルバースセンターと周産期センターの違いについて今回は紹介します。
現在稼動している、周産期センターでは、帝王切開や吸引分娩、早産、母体合併症、胎児疾患など多くの治療を必要とする出産を取り扱います。
産科の専門知識と新生児の専門知識を持った医師が常駐し出産前後の診察をしています。
医療センターは、地域基幹周産期センターでもあり、周産期センターも併設しています。
これからオープンするバースセンターはこれらの施設と同じフロアに位置します。
バースセンターでは、正常なお産を助産師が主体的に取り扱いますが、経過中、心配なことが起これば、医師にもすぐ相談できます。
これは大きな特徴です。

今までは周産期センターで、正常なお産もこうした治療が必要なお産も一緒に行なってきました。
バースセンターができるメリットとして、正常なお産も、医療介入が必要なお産も一人一人のお産に対して私たち助産師が関われる時間が増やせます。
バースセンターでは妊娠中の外来から、お産の時、お産後も私たち助産師と過ごす時間の中で、皆様の声をじっくりゆっくり聴いていこうと思います。
そして、皆様やご家族と話し合いながら色々な事を進めていきたいと考えています。
バースセンターで皆様とお会いできることを職員一同楽しみにしております。

県西部浜松医療センター 新田京子