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つわりについてのつぶやき 助産師たちのつぶやき

みなさん、こんにちは。2015年1月、新たな年を迎え、寒さが急に厳しくなってきましたね。体調など崩されていませんか?

私は、浜松医療センターで助産師をしています。私事ですが、現在妊娠7か月の妊婦です。最近になって、少しお腹のふくらみが目立つようになってきました。また、赤ちゃんがお腹の中で動くことを感じるようになってきて、自分のお腹で元気に赤ちゃんが生きているのだと実感している今日この頃です。今回は、私のつわり体験について、少しお話をさせてもらおうと思います。

私はこれまで助産師として働く中で、多くの妊婦さんや産婦さんと関わってきました。外来でも多くの妊婦さんと関わり、妊婦健診などで妊娠中に気をつけて欲しいことやつわりの時の対処などお話をさせてもらいました。

つわりしかし、いざ自分が妊娠してみると、大きな喜びとともに不安なこと、大変なこともいっぱいでてきました。
家系的につわりがひどい家系だったので妊娠がわかったときに覚悟はしていたものの、4週からつわりがはじまり、日に日に気持ち悪さも強くなり、吐く回数も増えていきました。元々ご飯も人並み以上によく食べ、食べることが大好きだった私が、どんどんご飯が食べられなくなり、飲み物を飲むことも辛いと思えるようになっていきました。つわりの症状については理解していたつもりでしたが、いざ自分がつわりを体験すると、終わりの見えない辛さに毎日ただただ1日が早く過ぎて欲しいとそれだけを願う日々でした。

そんなときに私を支え、助けてくれたのが、家族であり、友達であり、職場の方であり、周りの方々でした。気持ちが折れそうなときでも優しく声をかけてくれ、常に体調を気遣ってくれました。自分以上に妊娠を喜んでくれている多くの方々に支えられ、ここまでくることができました。妊娠したことで、周囲の方々の存在の大きさに改めて気付きました。終わりの見えなかったつわりも22週を超えて、やっと落ち着き始め、ご飯も食べられるようになってきました。つわりが落ち着き始めたら、今度はお腹が張るようになってきて、今はお腹の張りとの戦いですがお腹の子と過ごす何気ない日々に本当に幸せを感じる毎日です。

妊娠するのは女性であり、自分自身がそれに伴う変化についていくことは本当に大変なことです。だからこそ得られる喜びや感動も大きいですよね。みなさんも周りの方々の支えを得ながら、お腹の子の成長を感じ、少しずつひとりの女性から『お母さん』になる準備を一緒にしていきましょうね。

文/浜松医療センター 伊藤理紗

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