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鬼が出た

もうすぐ節分です。みなさんもおうちで「鬼は外!福は内!」と声高に豆まきをすることでしょう。

ところで、なぜ豆をまきながら「鬼は外!と言うのでしょう。そもそも、「鬼」ってだれでしょう?節分を機会に「鬼」について考えてみませんか。

「鬼」とはだれなのか、その疑問に答えてくれるのがこの本です。小さな子には少し難しいかもしれませんが、内容を全て理解できなくても、国宝級の屏風図や縁起絵に触れるだけでも構いません。異次元の世界を垣間見るチャンスと思って、親子で読んでみませんか?

この本では、古今東西、人々がなぜ鬼を恐れたのか、鬼に対してどのようなイメージを持っていたのかを、昔の絵巻や屏風図からひもときます。怖くて恐ろしげで時にはちょっぴり滑稽な「鬼」がどっさり登場します。

まず登場するのは、江戸時代に描かれた「桃太郎豆蒔之図」です。逃げる赤鬼と青鬼に向かって桃太郎が威勢良く豆を投げつけます。鬼の後ろにはなにやら得体の知れない恐ろしげなものたちが勢揃いしています。

次の場面は、明治時代の「小学教育運動双六」です。「鬼ごっこ」をする子どもたちが描かれています。みなさんも小さい頃夢中で鬼ごっこ遊びをしませんでしたか?その時、みなさんは、鬼になったり、子どもになったりしましたね。

この遊びの起源は江戸時代の「子をとろ子とろ」ですが、さらにさかのぼれば、地獄の鬼が人間に襲いかかろうとするのをお地蔵様が守るという設定だったのです。「鬼ごっこ」をしたことのある人は、鬼になったり、お地蔵様になったりしたことがあるということなのですよ。

さらにページを進めると、室町時代や平安時代の鬼たちが続々登場します。昔から人々は理屈では理解できない恐ろしいことや、人間の力では解決できない震災や病気などを「鬼」のせいにして、折り合いを付けてきたのでしょう。「鬼」は恐ろしいだけでなく、私たちを見守ってくれている存在でもあります。ですから、今も「鬼」にまつわるお祭りを大切に伝承している地域があるのです。

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