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子どもをのびのび育てるためのほめ方・叱り方(2)

何度言っても伝わらないとき

「ねー、ダラダラしないでちゃんとして!」「静かにって言ってるでしょ!」「きちんとお片付けしなさい」「いったい何回言ったらわかるの!」お母さんが何度言っても、子どもはどこ吹く風。相変わらずソファーの上でぴょんぴょん飛び跳ねたり、玩具をのらりくらりと遊ぶでもなく、出したり入れたり・・・特に急いでいる時などは、我慢の限界を通り越してしまいそうですよね。

2 娘に言い聞かせる父親.jpg

でもちょっと待ってください。その言葉、「ちゃんとして」がどういう行動をすることか、お子さんは理解してるでしょうか。「ちゃんとして」をお子さんがわかる言葉に変換してみてはどうでしょうか。
例えば「背中をピンと伸ばして、腕を体の横にピタってつけてみて…そう、いい姿勢になったわね。」ぴょんぴょんしてるお子さんには「ソファーはトランポリンじゃなくて、おしりを乗っけるものよ・・・そう、わかるよねー、できるよねー」こんな具合に、ちょっぴりユーモアを入れて、具体的にどうふるまうかを、解説するつもりで言い放ってみましょう。

言葉の魔法がかかればこちらのもの。「ほーら、座れたね。」とすかさず、今できた事への「認めの言葉」をかけてあげましょう。ここがポイントです。そしてそれから、褒めてあげましょう。褒められる喜びの感情を、薄紙を張って作る張り子のように、何枚も何枚も積み重ねていくのです。やがて不適切な行いをして叱られるより、大好きな人に褒められたい、褒められる行動をしようとする子へと、変化が起きれば大成功。

おまけのお話。大好きな人に注目してもらいたいという心理から、わざと不適切な行動をとることも・・・「その手には乗りませんよ~。」と冷静に冷静に、対処しましょうね。

文/みどりのもり都田 園長 下原直美先生

 

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