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どろんここぶた

どろんここぶた「どろんここぶた」
作者:アーノルド・ローベル
訳:岸田衿子
出版社:文化出版局


お百姓さんのうちのこぶたは、やわらかーいどろんこの中にすわったまま沈んでいくのが何よりも何よりも好きでした。ところが、ある朝、お百姓のおばさんがおおそうじをして、うちじゅうぴかぴかになったけれど、こぶたの大切などろんこがなくなってしまいました。こぶたは怒って逃げ出して、どろんこをさがしに行きます。さて、こぶたはだいすきなどろんこを見つけられたでしょうか?
「お百姓さん夫婦」はやさしいおとうさんとおかあさん、「こぶた」はわんぱくな子ども、「どろんこ」は子どもの居場所です。とてもユーモラスな話ですが、子どもの居場所をなくしてはいけないことを教えてくれます。
ローベルが子どものままの気持ちを持った人だったから、このおはなしを書くことができたのでしょう。絵本を読んでいただければ、あなたもこぶた(子ども)と同じ気持ちになり、初版から36年も経つのに、今でも子どもたちに共感されて、人気がずっと続いている理由がよくわかります。

可新図書館 伊藤 治


可新図書館の紹介

JR高塚駅から南に徒歩10分、南区小沢渡町に、平成9年4月開館。一般書約5万冊、児童書約2万冊の蔵書があり、書架横に設置された閲覧席で、ゆっくりと読書を楽しむことができます。行事は、毎週水曜日、午前10時~えほんとわらべうたの会(対象:0~3歳くらいまで)、午後4時~おはなし会(対象:3~8歳くらいまで)、また毎月第3水曜日午前10時~8ヵ月から満1歳までの子どもと保護者を対象にブックスタートをしています。

可新図書館施設案内(アクセス)

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