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チムとゆうかんなせんちょうさん
「チムとゆうかんなせんちょうさん」
作:エドワード・アーデイゾーニ
訳:瀬田貞二
出版社:福音館書店
ふなのりになりたくて仕方がなかったチムはある日チャンスを得て内緒で大きな船にのりこみます。船員や船長に見つかりますが船の仕事を一生懸命手伝ってみんなに認められます。ところが何日かして嵐にあい、船は今にも沈みそうという大変なことになります。船長とチムは船の最後を見届けようと決心しますが、いよいよ最後という時に救命ボートに助けられます。チムは船長に家まで送ってもらいお父さんお母さんのもとに無事帰ることができました。主人公のチムになりきってお話を聞いている子どもたちにとって毎日の生活の中でこんなに命をかけるほどの経験はほとんどないでしょう。子どもたちはハラハラドキドして手に汗にぎり、最後の結末でほっと安心した顔にもどります。このお話の中でチムはたくさんの大人に出会い、話を聞き、勇気づけられて成長していきます。とりわけ責任感の強い船長の言葉や態度に感動したチムの気持ちは聞き手の子どもたちの心にもきっと強く届くはずです。これから大人になっていく子どもたちに尊敬に値する大人たちをたくさん見せてあげたいと思います。
中央図書館の紹介
4月から市内全域で始まったブックスタート事業は基本的に月に1回、各図書館で実施していますが中央図書館では毎月第1金曜日と第3日曜日におこなっています。日曜日には平日に参加できないお父さんも赤ちゃんとお母さんと一緒に参加される家庭が多く大変うれしく思います。時にはおばあちゃんやおじいちゃん、赤ちゃんのお兄ちゃん、お姉ちゃんも一緒にきてくれますが家族そろって図書館を引き続き利用するきっかけ作りにしていただけるといいですね。
中央図書館施設案内(アクセス)