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かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ「かいじゅうたちのいるところ」
作者:センダック
訳:神宮輝
出版社:冨山房

ある晩マックスは大暴れをしてお母さんに怒られ、夕食抜きで寝室に閉じ込められてしまいます。すると寝室に木が生え始め、波が打ち寄せて、船が運ばれてきました。マックスはその船に乗り込んで怪獣たちのいる世界に出かけます。そこで思いっきりいばって遊んだマックスは、やがて「優しい誰かさん」のもとに帰りたくなります。
子どもにだって不安もあればストレスもある。大好きなお母さんに反抗したい時だってある。そんな子どもの内面を見事に描いたファンタジー絵本の傑作です。センダックのスケールの大きな表情豊かな絵は、はじめてファンタジーを味わう小さな子どもたちも楽しませてくれます。
そして子どもたちの成長の基本であり、子どもの物語の基本的な構造パターンといわれる「行って帰る」という形は子どもたちにとって安心して聞いて楽しめるものです。帰ってきたら「ちゃんと ゆうごはんがおいてあって、まだ ほかほかと あたたかかった」という最後の文は、聞いている子どもたちも自分のお母さんの優しさをちゃんと感じてくれることでしょう。

龍山図書館 鈴木まゆみ



龍山図書館の紹介

龍山図書館は浜松市でも北に位置する龍山町にあります。パイプオルガンが付設されていることでも有名な龍山森林文化会館の中に併設されています。
蔵書数は5,000冊と規模は小さいですが、魅力ある本をたくさん揃えてあります。  
秋葉湖の静かな湖面をながめながら、木の香ただようやすらぎの空間の中でゆったりと本を読んだり、読んであげたりして心地よいひとときを過ごしてみませんか。
みなさんお気軽にお立ち寄りください。

龍山図書館施設案内(アクセス) 

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