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おなかのすくさんぽ
「おなかのすくさんぽ」
作 かたやま けん
福音館書店
男の子が歩いて行くと、動物たちが水たまりで遊んでいました。
男の子も仲間に入れてもらうことにしました。みんなでどろだんごをつくったり、大きなほらあなにもぐったり、どうくつたんけんをして思いっきり外遊びを満喫します。体中がどろだらけになった後は、川にもぐってのんびり休みます。
満足するまでいっぱい遊んで、遊び疲れてお腹が空いたら、さあ、自分を待っているおうちへ。
読んでいる私たちまで、一緒に遊んだかのように心が満たされます。
躍動感のある絵は、外に飛び出して遊びたくなるような勢いがあります。表紙も裏表紙まで広げて、絵の全体を見ると、さらにダイナミックさを感じます。
戸外での遊びが思い切り楽しめるこれからの季節にぴったりの絵本です。
浜松市立春野図書館 市川友香
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