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ゆうちゃんのみきさーしゃ
「ゆうちゃんのみきさーしゃ」
村上祐子・文
片山健・絵
福音館書店
ゆうちゃんがおやつに食べたお菓子の缶とコップがミキサー車に変身！
楽しい歌を歌いだします。
ぼくは ゆかいな みきさーしゃ
なんでも おなかに ぶちこんで
ごろごろ まわせば たちまちに
すてきな おかしが できあがる
そこで、ゆうちゃんはミキサー車の運転席に乗り、お菓子の材料をさがしにでかけます。
たのもしいミキサー車と一緒ならば、薄暗い秘密の森もへいちゃらです。
秘密の森をぬけたあとは、100万匹くらいの蜂から「はちみつ」をもらって、にわとりからうみたての「たまご」を、牛からしぼりたての「ぎゅうにゅう」をどっさりもらって…たくさんの材料を集めたゆうちゃんとミキサー車は、近所の公園で中を開けてみることにしました。ゆうちゃんがミキサー車のボタンをおすと、出てきたのは1000人で食べてもまだ残る、冷たくておいしいアイスクリーム。
顔をおおうほどたくさんのアイスクリームを食べる子どもたちの楽しそうな様子に、思わず顔がほころびます。子どもの「大好き」がたくさん詰まったお話とダイナミックな絵が、聞き手を楽しませてくれます。
浜松市立積志図書館 太田万裕香さん
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