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くまのビーディーくん
「くまのビーディーくん」
ドン･フリーマン・作
偕成社
ビーディーくんはセイヤーくんのもっている、ぜんまいじかけのおもちゃのくまです。
ビーディーくんのぜんまいはすぐに切れてしまい、そのたびにセイヤーくんはねじをまいてくれるのでした。
ある冬の日、セイヤーくんが出かけてしまい、遊び相手のいなくなったビーディーくんは本を見て遊ぶことにします。そして初めて「くまはほら穴に住む」ということを知ります。
さっそくビーディーくんは、自分もほら穴に住んでみようと、窓から望遠鏡でほら穴をさがします。
見つけたほら穴に行ってみると、あつらえたようにビーディーくんにぴったりの大きさです。
でもなんだか居心地がよくありません。
ビーディーくんは何とか居心地よくしようと、家から枕や懐中電灯、新聞を運んできますが、やっぱりしっくりきません。
そんなとき、外で大きな音がしました。ビーディーくんはおっかなびっくり入り口をのぞきにゆきますが、突然、カタンコロンとひっくり返ってしいました。ぜんまいが切れてしまったのです！
さて、ビーディーくんはどうなってしまうのでしょうか？
ビーディーくんのかわいらしさがいっぱい。
読み手も聞き手も、心が幸せでいっぱいになること間違いなしの絵本です。
浜松市立南陽図書館 松下えつ子さん
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