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テングの生活図鑑
浜松市天竜区の春野町は、「天狗の里」として有名で、日本一の天狗のお面があります。また、春野町には高さ4メートルの天狗形のふわふわ遊具があるそうです。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/miryoku/hakken/mesho/tengunoyugu.html
そんなわけで、浜松市民としてはテングについて知っておきたいところです。そこでおすすめするのがこの図鑑です。
テングの生活図鑑 (ヒサクニヒコの不思議図鑑)
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ヒサ クニヒコ
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今の世の中では「テング」は、神なのか妖怪なのかということすらわからない、ましてや「テング」の種類があることもわからない人が多いことでしょう。
テングの社会、テングの仕事、テングの行事など、空を飛ぶことができ、人間たちよりはるか昔から進んだ文化を持ったテングたちのことがわかります。
そして、テングの中でも中心となっている「大天狗」のひみつも明らかになります。
人間が鉄砲を使うようになってから、テングたちの生活が変わり、江戸時代の終わりころにはテングの姿が消えてしまったと書かれていますが、人間たちが足を踏み入れないような山奥には、もしかしたらテングがまだいるのかもしれないと想像してしまいます。
こんなに具体的にテングについて知ることができると、各地に残るテングの伝説などにも興味がわいてくるような図鑑です。
この図鑑を片手に、天狗に近い村、春野町の「春野いきいき天狗村」などを訪れてみたくなりませんか?
文/わかばさん