子連れでおでかけ
子育てのヒント
特集記事
子育てのヒントを検索
ぶたぶたくんの おかいもの
きみたち、こぶたの ぶたぶたくん しってる?」という問いかけで始まるこのお話は、瞬時に子どもの、いえいえ大人までがお話の世界に引き込まれます。
お話はぶたぶたくんの初めてのお買い物を書いてあるのですが、とにかく登場人物がみんな素敵でキラキラ輝いていています。
ぱん屋のおじさんはにこにこおじさん。
なんとご褒美に顔つきの上等ぱんをくれました。
すごいでしょ。
八百屋のお姉さんは早口お姉さん。
機関銃のように飛び出してくる言葉に追いつけるかしら。
お菓子屋のおばあさんはゆっくりおばあさん。
このゆっくりゆっくりのペース、待ちきれるかしら。
福音館書店
売り上げランキング: 31,859
おかいものに行く先々のこんな素敵なお店の 人が褒めてくれたりご褒美をくれたりと、少し心細いぶたをぶたくん評価してくれて何気なく自信をつけてくれます。
そして、途中で出会った少しだけ先輩のからすのかあこちゃん、おおきなこぐまくんという友達と一緒に歩いて行くことで、ぶたぶたくんは一人でもワクワクちょっぴり自慢げな気持ちでしたが更に子どもだけの世界をたっぷりと満喫します。
「3にんなかよし、3にんよれば ぶたぶた かあこお くまくま だたじた どたあん ばたん・・・」
3人はおしゃべりしながら歩いて行きます。なんて楽しそうなんでしょう。
自然に足が動いてしまいます。
とっても素敵な初めてのおかいものになったぶたぶたくんですが、やっぱり最後はちゃんと帰れるのか少し不安になります。
でも、大丈夫!家から出て心配しながら待っていてくれたお母さんをみつけてかじりつきます。
お買い物をちゃんとできたという自信と友達と一緒に歩いてとっても楽しかったという心のお土産も持って。
最後のページには地図も書いてあります。
さあ、ほっこり暖かなぶたぶたくんのお買い物にぜひ、一緒に行ってみてくださいね。