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だれかしら
誕生日に、友だちがつぎつぎとやって来て、みんなで「おめでとう」とお祝いをしてくれる嬉しい「誕生日」の絵本です。主人公がケーキを前にした笑顔いっぱいの最後のページで、2本のろうそくから2歳の誕生日だとわかります。みんなに愛されて、誕生日を迎えることの幸せを感じさせてくれます。
だれかしら (ミセスこどもの本 どうぶつあれあれえほん)
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多田 ヒロシ
文化出版局
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きょうは、わたしの誕生日です。友だちが、いっぱい来てくれるかな。
とんとんとん。ドアをたたく音がしました。「だれかしら」ドアの窓から顔が少し見えました。(ねこさんかな?)ドアを開けると、「あっ、やっぱりねこさんだ!」ねこさんは、お花を持って来てくれました。「たんじょうびおめでとう」
とんとんどん。「つぎは、だれかしら」ドアの窓からは顔が見えません。でも、長い首が見えました。(きりんさんかな?)ドアを開けると、「あっ、やっぱりきりんさんだ!」きりんさんは、絵本を持って来てくれました。「たんじょうびおめでとう」
こんこん。「こんどは、だれかしら」あれあれ。ドアの窓からは、なにも見えません。だれもいないのかな。
ページをめくっていくうちに、「こんどはだれかしら」と、わくわくします。
絵をよく見ると、さらにうれしい仕掛けがあります。きりんさんが口にくわえて持ってきてくれたプレゼントは、この「だれかしら」の絵本です。表紙をめくると、見返しにたくさんのピンク色のドアが描かれているのも、開けたら嬉しいことがいっぱいありそうな予感をさせてくれて、思わずにっこり!
小さな子どもの手にちょうどよい、やさしいサイズの絵本です。誕生日を思い出しながら、あるいは、誕生日を心待ちにしながら、繰り返し楽しんでください。