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なにのあしあとかな
なにのあしあとかな?
足跡の描かれたページをめくればその主の絵が描かれている、とてもシンプルな絵本で、なぞなぞのように動物の姿を想像しながら楽しむことができます。
ハト、ネコ、イヌという身のまわりにいる生き物から、動物園で出会うクマやカバまで様々な動物たちの足跡と姿を追っていくうちに、子どもたちは自分たちの手や足をじっとみたり、見せ合いっこしたりと好奇心を刺激されるようです。
薮内正幸さんのどうぶつ絵本はこのほかに「なにのこどもかな」「どうやってみをまもるのかな」「どうやってねるのかな」があります。動物たちの様子を自分と重ね合わせたり、違いを発見したりと子どもたちの想像力を膨らませてくれます。
なにの あしあとかな (幼児絵本シリーズ―藪内正幸のどうぶつ絵本)
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藪内 正幸
福音館書店
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以前、私と同様に天竜区に住む友人がSNSで子どもとの散歩途中に見つけた動物の足跡を「何の足跡かな?」と投稿していました。私はしっかりこの絵本で確認し(ウサギでした)、友人に紹介。後日、絵本を見に来てくれました!
さらにこの絵本、当館ではデイサービスなどでのおでかけおはなし会にも持っていきます。
会の最中では山に棲むウサギやクマ、昔飼っていたというヤギから畑の作物を狙うシカ、イノシシに話は発展!北遠のじいじ、ばあばのみなさんにも好評なのは言うまでもありません。苦労話を笑顔で「まいったに~」とお話してくれます。
親子で、家族で、みんなで楽しめる絵本でしょう。
文/浜松市立佐久間図書館 長谷川 陽子さん