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歯いしゃのチュー先生

チュー先生は評判の良い歯いしゃさんですが、ネズミなので危険な動物の治療はいたしません。
看板にも「ネコやその他きけんな動物のちりょうはおことわり」と書いてあります。

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ある日、ほっぺたをほうたいでぐるぐるまきにしたキツネがやって来ました。
「どうにかしてください。歯がいたくて、死にそうです」と泣きながら頼まれ、チュー先生は仕方なくキツネの歯の治療をすることにしたのですが…。

チュー先生が、はしごを登ってキツネの口の中入って治療をしていると、キツネは先生を食べたくなってしまいました。
やっぱり、キツネは危険な動物でしたね。
キツネの考えていることが分かった先生 は、キツネに食べられないようにと、あることを思いつきます。
翌日やって来たキツネに、チュー先生はいったいどんなことをしたのでしょう?

心配そうにして聞いていた子どもたちも、この愉快な結末に大喜びです。

チュ―先生の治療室にはいろいろな道具があります。
動物の大きさによってさまざまな工夫が必要になるからです。
大きな動物の場合は、先生は宙づりになって治療をします。
歯いしゃさんに行くのはいやだと思っている子どもたちも、この治療室には興味しんしん。
でも、チュー先生は動物の歯いしゃさんですから、私たちは入れません!

文/県子ども読書アドバイザー 小木野依津子さん

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