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めざめれば魔女
先月に続き、児童文学お勧めの一冊。
14才のローラが弟を連れてお店に入るとカーモディ・ブラックに弟がスタンプを押されてしまいます。その日から弟ジャッコは衰弱し始め「死」への道を辿り始めます。
弟を救うためにローラは様々な試練を超えなければなりません。
めざめれば魔女 (岩波少年文庫)
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マーガレット・マーヒー
岩波書店
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母の「恋」もその中のひとつ。シングルの母の新たな恋にローラは寂しさをぶつけるのですが、親子では埋めつくせない愛の形を知ります。
自分自身も異性を愛することを体験し、弟の命を助けるために「変身」を遂げなければなりません。
「変身」10代には誰にでもやってくる「試練」です。
親子の分離、異性への目覚め、自立、、、
子どもだけが体験することではなく、当然親にも「思春期の試練」がやってくるのです。
親子でこのお話を知っていれば、「親子の分離」はスムーズになるかも。