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ぼくは ぞうだ

ぼくは ぞうだ
とても おおきい りっぱな ぞうだ

象は、大きくて、力持ちで、鼻が長くて…、大人気ですね。
小さな子どもたちにとって、大きいってことは憧れです。自分が象になって瞳をキラキラさせて読み進めていくことでしょう。

ぼくはぞうだ
ぼくはぞうだ
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象は、自分の事を正確に知ってもらうために、たくさんのアイデアを考えます。具体例をあげて表現しているので、子どもたちにも理解しやすいと思います。
読み終わったときには、象博士になっていますよ。

いつか どうぶつえんで、ほんとうの
ぼくを ぜひ みてくれたまえ

この最後の一文がなくても、動物園に行きたくなってしまいます。
動物園に行こうよと、言いたくなってしまいます。

この絵本の魅力は、象について語りながらも象にとどまらず、目の前にないものの実体をどうしたら伝えることができるかを考えさせ、ヒントを与えてくれるところにもあります。
大人も充分に楽しめます。
まずは、子どもたちと一緒に絵本を楽しんでみてください。

文/子どもと絵本ネットワーク ルピナス 会員 池田恭子さん

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